パラグライダー好きのオヤジ

　食べ物の浪費としか思えない
どうしても不愉快なのがテレビの大食い番組です。大食い自慢の男女が大食いを競い合う。アレが始まると、私はテレビのチャンネルを切り替えるか、消してしまうのです。

　私には大食い番組が食べ物を粗末にしているように思えてならない。テレビ、特に民放局の番組は俗悪なのが少なくないが、特に愚劣なのが大食い番組ではないでしょうか。
子供が13人という北海道の家庭の番組がありました。大勢の子供を抱えて、お父さんは懸命に働いている。食費を切りつめようと、あえてスーパーに勤務し、売れ残った食料品をいただいて家に持ち帰る。

この子供たちが大食い番組を観ていたら、なんと感じるでしょうかね。

　テレビは一方では格差社会だと騒ぎ、生活に困窮した人たちの暮らしぶりを報道する。その他方では、食べ物の浪費としか思えない大食い番組を流すのです。偽善極まりないと感じませんか。

【写真】戦後まもない時期の買出し列車。我々の親はたいへんな思いで食料を調達し、育ててくれました

いつかはまたこの写真のように食料の調達に必死になる時代がくるかもわかりません。そうなる前に食べ物だけは大事にすべきであると思います