ブラジルで約740匹のワニの死骸、食用の可能性

パピコ

2008年04月03日 22:53

ブラジルで約740匹のワニの死骸、食用の可能性
 ブラジルのアマゾン川流域にあるワニの自然保護区で、約740匹のワニの皮や塩漬けされた死骸(しがい)が見つかった。食用のために殺されたとみられている。

 アマゾナス州の環境保護当局によると、約8トンの乾燥したワニの死骸は、最も価値があるとされる皮が付いたままの状態で投棄されていた。

 ワニの肉は隣接するパラー州で食用として売られている。

 環境保護当局の担当者はアマゾナス州の州都マナウスからロイターの電話取材に応じ「われわれは驚き、ショックを受けている」とコメント。その上で、今回の事態が大規模な商用目的によるものであるとの見方を明らかにした。

 なお、同担当者によると、乾燥した死骸は焼却処分される可能性が高い。

関連記事